きしさやかの〜鍵盤道〜

一語一音 , All around things, words, MUSIC !!

カテゴリ: 2011 New Orleans

〜あれだけ苦労した飛行機・帰りは美し過ぎたよ編〜

ニューオリンズ → アトランタ

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雲の上からこんにちは。
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あっ、このうす〜く見える一本の線は・・・・CIMG0923-s

そうです、ポンチャートレイン湖の橋です。
これ、湖ですよ。でかすぎ。どう観ても海です。
でも、浅瀬。笑CIMG0924-s

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無事、アトランタ着。
空港内。
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アトランタ出発。→日本
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雲の流れや移り変わり。

上空からこの景色を眺めると、生きてるってすごい!地球ってすごい!と思います。

国境を越えるってやっぱすごいことですね。



おしまい。


今度こそ本当にご愛読ありがとうございました!

ついに滞在最終日!

まずは朝起きていろいろと買い出しに出かける。
Walmartというどでかいスーパー。というか量販店?
こっちでいうドンキとかイトーヨーカドーのようなもの。

こんな変なお菓子から
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ipodやテレビや洋服、何でもかんでも売ってます。

当たり前だけど、食料品は量が多いし、洋服や家具なんかもデカイ(気がする)
ショッピングカート当然どでかい。大の大人が乗れてしまうぐらいの
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でかさ。

さすがアメリカ。スケールがでかい。


Walmartを出て、ニューオリンズ名物"PO-BOY(ポーボーイ)"屋さんへ。
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"PO-BOY"って?

ニューオリンズ発祥の食べ物。
ソーセージやチキン、サラダやなまずやザリガニなどのフライをフランスパンらしきもので挟んだもの。
中にはバターがぎっしり。そしてキャベツもどっさり。

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これはチキン?だったかな。

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こちらはホットソーセージ。
これが一番美味しかった!

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私の頼んだのはローストビーフ。
結構べっちょりしてました。。美味しかったけど♪


PO-BOY、直訳すると「貧乏な子供」。
なんでも、ゲットー(黒人たちの特定の社会集団)で貧しい家族があり、
おかあさんが息子に豪華な食事を作ってあげたい、という理由で創ったアイディア料理だそう。
具材はいろいろあり、とにかくいっぱい入っているのが特徴のようです。

ちなみにこれでお値段$6〜8ぐらい。
マックのハンバーガーよりはがっつり食べる、っという印象かな。

ちなみに、作っているあいだ、お店の中をぶらぶら。
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そして、これ。
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いわゆるフリーペーパー。
NYにもあったけど、これって町中にポストが置いてあって、自由に取れるようになってるんですね。
毎週○曜日発行、みたいな。

日本でいう、R25とかホットペッパーのような。

だけど、このフリーペーパーには、一週間分のいろいろな記事が載ってるんです。
政治やエンタメ関係の話題の記事からショップ情報などなど。

どうしてもいいたいのはこれ!

芸術関係が特に載ってるんです。
Music , Art , Movie , Museum , Event , ,,,

その中でもMusicページにはその日のライブスケジュールとか書いてある。
Rock , Blues , R&B , Jazzなどなど。

これがどれだけ重宝するか!

こうやってフリーペーパーでお知らせしてくれると毎週楽しみだし、
観に行こうかなぁ、ってなりますよね。

大きい道路なんかにポストが置いてあります。

これ、日本でもやって欲しい!!!!!!!!

もっともっと音楽やアート、いろいろなイベントが身近に知れる存在になって欲しい。

今やインターネットでいくらでも調べられてしまう世の中だけど、
そうでも無い人も地域もまだまだある。
そういうときにフリーペーパーは素晴らしいツールだと思うのです。


ぜ・・・・・シ!!




あぁ、熱弁してしまった。


そうそう、PO-BOY屋さんに行ったんでした。

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外観も素敵☆


さて、少し休憩して

夜はこれに行きました!!!!!

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Bob French(ds)のリーダーライブ。
バーボンストリートの中にあるRoyal Sonesta Hotelの1階ジャズラウンジで行われているライブです。

最初はM氏の知り合いが出ているから観に行ってみるかーという感じだったのですが、
これが、、、

めちゃくちゃ素晴らしいメンバーだった!!

ドラムのBobさんはもちろん、フロントのtp,tbの二方がとにかく素晴らしい。
あと、ピアノもあまり聴こえなかったのだが素晴らしかった〜!

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でもって、素敵なvocalさんも居ました。
ちょっと名前はわからず、、「なんとかadams」というお名前でしたよ。(すみません)

彼女はいい感じの今っぽいジャズシンガーでした。
センスがすごいかっこいい。
似ているところだと、Ledisiとかかなぁ。

気さくで笑顔が素敵。チャーミングななんとかadamsさんでした

ステージの合間にBobさんのリーダーバンドCDを購入。
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これがね、、

大当たり!!!!!!!!!!!!!!!!!

ニューオリンズのミュージシャンで演奏されたもの。
メンバーも同じ楽器でもいろいろなメンバーが参加してます。

これぞニューオリンズジャズが聴ける一枚。
最近こればっかり聴いてます。笑

ご興味のある方、ぜし聴いて頂きたいのでご連絡ください。
こういうのをもっと日本でも売って欲しいなぁぁーー!!!!

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ライブは結局12時過ぎぐらいまで計4ステージもありました。
ピアニストは途中で交代してました。(ずるい?笑)

ホテルのラウンジということもあり、ちょっと飲みに来る、というお客さんが多かったようですが
こんなに素敵な場所なのにNO CHARGE!
びっくりしまくらちよこーー!
すごすぎます。豪華過ぎます。。。

本当は別のブルースバーにセッションに行く予定もあったのだけど、
あまりに素敵で、ここを出られないのでした。

最後の最後にスンバラシーーーーーー音楽聴けました

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ありがとーー!ロイヤルちゃん。


余韻に浸りまくりながら、最終日も就寝。


翌朝5時起き、6時に空港に着いた。
7時半発の飛行機です。

搭乗までかなり時間が余りました。笑

・・・・余裕があるって素敵だなぁ。。

この旅で一番学んだのは

「余裕を持った行動」と

「修羅場をどうくぐり抜けるか」

かも・・・・。

さぁ、そんなニューオリンズとももうお別れ。
まずはトランジットのアトランタに向かいます。

ルイ・ア〜ムストロング国際空港!
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ルイは偉大過ぎですね!!!

日本も「聖徳太子国際空港」とか「侍SUSHI国際空港」とかならなくて良かったです。

そして・・・・


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空港にはこんなにファンキーな絵が!!

むっちゃかっこいーな。

夢と希望と食欲のNew Orleans tour、終了。

帰りはなんと!!!!







とても







スムーズでした。





ちん(*´ェ`*)



ご愛読、どうもありがとうございました。




これにて






                 

〜2日目の続き〜

ポンチャートレイン湖を後にした我々。
夜は、昨日も訪れた繁華街「バーボンストリート」へ。
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「マルディグラ」のお祭りの仮面。いたるところに飾ってあります。
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日曜の夜だったからか?人通りもまばら。
これ、独りだったら怖いなぁーー。


とあるバー(というかクラブ)。

1日目の夜にお友達になった鍵盤奏者・エリックのgigがあるというので観に行って来た。
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まずは前座のバンド。
女性ボーカルさん、男性ボーカル&ギター、キーボード、ベース、ドラム。

マイケルとか、有名どころのSoul/Funkナンバーを演奏してた。
毎日?毎週?バーで演奏する、いわゆる「ハコバン」というやつですね。
慣れてました。
なんかガシッと来るものが欲しかったなぁー。
みんな上手いけど。

そうこうしているうちに、店員のおねぇちゃんが何かやたらと明るい色のついた飲み物を持って来た。
「どう?飲まない?」らしきことを言っている。

えぇっ

ていうか、その飲み物、試験管に入ってる・・・。

怖くて飲めんわ

他のお客さんが飲むときは、その試験管のお尻を自分の口に入れて、飲ませてあげるパフォーマンスも。

イケナイトコロニキテシマッタミタイ・・・
六本木の変な裏通りのクラブって感じのとこですね。

少しすると、「ハ〜イ!」

サザエさんのイクラちゃんではない、先ほど記述したエリックが現れた。
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ほんとに気さくでナイスガイなのです。
いつもファンキーなことを考えてる。

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前座のバンドが終わり、エリックが出演。

ドラム。
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SONAR(ソナー)っていうメーカーですね。
結構いいドラムで知られている気がします。へぇ〜、ソーナーんだぁ。

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先ほどのバンドと、キーボーディストがチェンジしただけでした。
だけど、エリックが入ったらバンドのサウンドがグッと締まった。

音の説得力。

その人が入った事で流れが変わる、そういうこと、どんな分野でもありますよね。

オーラというかパワーと言うか。
あの人の音についていこう、という、道しるべのようなもの。
意外と気づけているようで盲点だった、って思った。


バーボンストリートは車が通れない"ホコ天"状態。
警備のパトカーが入って来れない。代わりに・・・





これ!!

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おうまさん。
すごいね!
なんか、発想が違うなぁというか。笑

でも、結構観光客に囲まれて写真撮られてたりして。
動きずらそうにしているおうまさん。。

一通り演奏を聴いたあとで、このバーを出る。
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結局これがエリックと会った最後の夜だったなぁ。
一緒にセッションしたかった。

最近のニューオリンズ事情?なのかはわかりませんが、
飛び入りで演奏、ということ自体かなり難しいらしい。よっぽど仲の良いミュージシャンだったらかね。
仕事を取られちゃうからみたいです。切実だ。


帰りに、CAMELLIA GRILL (カメリア グリル)というハンバーガー屋さんへ。
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やったー!ハンバーガーだ!!
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(※フィクションです)

オーソドックスなハンバーガーを注文。
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おぉ、今から焼いてくれるのね。
作り置きのマ○クとは違うのね^^
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やっぱりここにもマルディグラの風が。。
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待つ事5分ばかし。


どどどどどん!
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ぎゃぁー
なんかシャレオツなバーガー!
中のお肉もとってもジューシーかつ肉汁の奏でるアンサンブルが舌鼓をぽんぽん打ってしまいます。
ペロッと食べてしまったー!美味しかった♪


さてさて、そんな2日目は朝早かったのもあり、早めに就寝。

あ、ハードロックカフェ、ニューオリンズにもありました。
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次回につづいちゃうと思います。

教会を出た後はM氏のドライブのもと、DON'S SEAFOODというお店に。
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ニューオリンズはシーフードがとても有名だそう。これは食べてみなけら!

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Gumbo"ガンボ"と呼ばれるシーフードスープ。
甲殻類がたっぷり。ちょい辛い。
お好みでオイスターを入れてくれる。
このちょっとしたライスとパンが何とも絶妙!美味しかった〜^^

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こちらはシーフードプレート(だったかなぁ?)
エビ、カニ、ザリガニ、なまず、などなど。。
とにかく全部揚げちゃうのね。笑
このスープのようなものはエビチリみたいな味がしてこれも絶妙。美味かった!
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たらふくフライものを食べて、揚げ物だけに、お手"あげ"もの。。。
こんな食生活が毎日続いたら、間違いなくこっちの人たちの体型になるなぁ。

気持ちいい空とともに、移動。
ランチの後はもちろんデザートってなことで、Morning callというカフェに立ち寄る。
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お店に入る前の空。
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朝は雲ひとつないお天気だったのに、このかたち。
すごい好きな雲だー!!と思って思わず激写してました。

ベニエと呼ばれる、白人さんたちが食べるお菓子のようなおやつ。
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ドーナツのような食感。
このシュガーパウダーをまぶしながら食べるととろけます!おいし〜!
コーヒーに非常に合います。しかし、太るな、これ。
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満腹!になったところで見上げた空。
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わぁおー
雲が散ってる。
やっぱさっきの雲は芸術的だったなぁ!(自画自賛)

ではでは、ここからはニューオリンズの空をお楽しみください。

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まだまだ時間も早いので、ポンチャートレイン湖へ。
世界で2番目の面積を誇り、世界一長い橋がかかっていると言われている場所。

着いた!

どどん
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えぇぇ!海やん。
湖と言ってるけど対岸が全然見えない。。

さてここから湖の写真をざざっとごらんください。
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死体ごっこも出来ました。
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湖から見上げた空。
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友人Sを激写。実はすごい気に入っている写真です。
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まだまだ空アルヨ。
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陸もアルヨネ。
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四葉のクローバーを探して、、くろー(苦労)ばーかり。。。
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蟻の巣は世界中にアリ、ですな。。
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ニューオリンズの大自然に包まれながら、湖を前にみんなで語る。
とっっても素晴らしいひとときでした。開放感350%。
ずーっとここにいたかったな。



あとがき

ドライブ中に見た景色の中でも感慨深かったのは、
2005年に起こったハリケーンの影響で名残を残す家や跡地が沢山あったこと。。
もちろん復興はしているとは思うのですが、やっぱりここがその現場なのか、と思うと怖かったです。
他国に移住してしまう人たちも多いようです。


うーん。。


ひとまず、次回に続く。

滞在2日目。

日曜日の朝ということで、
早起きして、教会へ。
St. Leo the Great -CATHOLIC CHURCH-
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こちらはM氏が最初にニューオリンズに来た時からお世話になっている教会だそう。
NYに行ったときも、恩師のピートマリンベルニが教会に連れて行ってくれてクワイヤを観る事が出来たのですが、こちらの教会はでかい!!
期待にドキがムネムネしながら教会の開場を待つ。

めっちゃくちゃいい天気だぁ。
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雲ひとつない、気持ちのいい空。
ニューオリンズに来てるんだ〜〜〜ってものすごく実感した場所。今でも覚えてます。

教会に来たのは、今日かい?
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教会のピアノはきょうかい(今日買い)に行ったのかい?
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M氏の御厚意でクワイヤ&バンドスペースの間近に座らせてもらえることに。
本来なら、クワイヤのご家族が座る席のようです。
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いい眺め。

バンマスのピアニストさんが来て、「まだ始まらないから好きなだけ弾いていいよ」みたいな事を言ってくれた。
M氏が「彼女(私)はジャズピアニストなんだよ」と言うと
バンマスのピアニストが「Oh~」と言ってAll the things you areを弾き出した。
むはー!と思って私もそのあとに弾かせてもらった。

現場の雰囲気をお伝えしましょう!
現場のさやけっとさ〜〜ん?

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じゃジャーーーン!
囲まれてる!!!!!!


「あー、あー、現場のさやけっとです!
今バンドのピアニストと関係者の方に演奏を聴いてもらいましたーー!
緊張しましたー!!スタジオにおかえししまーーす」


はぁーい



・・・ということで別にさやけっとさんは
おい 早くなにか弾け 弾かないと 日本に帰さないぞぉ
と言われてるわけではなかったのでした。

Kurzweil (カーツウェル)というピアノメーカーの88鍵のエレピでした。
古いタイプのもので、日本ではあまり見ないモデルです。
このメーカーはとにかくアコースティックピアノの音が非常に素晴らしく、根強いファンが離れないで有名。
だけど重い楽器ばっかり出してるからあんまりプレイヤーに好まれません(笑)


その後はギタリストでもあるM氏とセッション。
広い教会の中でピアノとギターだけで奏でるセッションは頭の先から足のつま先まで気持ちよかった。
続々と集まる信仰者さんたち。ゾクゾク。
家族連れもいれば独りで来る人も。いつの間にかこの広い会場が満席に。
セッションは結構続いた。

思えばニューオリンズに来て初めてピアノ触ったな。
楽しかった。
現地で出来るジャズ。幸せ。


しばらくして、礼拝がスタート。

コーラス隊(クワイヤ)が全員揃う。
ざっと15人ぐらい?
結構中年の女性が多く、後ろの方に男声コーラスの方達。

指揮者をする女性。
そしてピアノを弾きながら歌うバンマス。
そしてドラマー。
そして、ギターM氏。

ステージで演説が始まる。

途中にちょこちょこクワイヤの歌とバンド演奏が入る。
バンマスは全ての流れを把握し、演説の流れと言葉をきっかけに、イントロを弾き出す。

ハレルヤ、ジーザス、ゴッド〜など、聴いたことのあるけど馴染みのない言葉たち。

日本で生まれた私にとっては、教会に行くと言う習慣すら無い。(特に属する宗教も持たなかった)
神様を信仰し、神様を思って歌う事すらしたことがない。

全く違う土地で行われている別世界の出来事。

流れがどうなっているのか汲み取るのがやっとだった。

聖書?みたいなものが椅子の下に置いてあって、それを開くとこの日の日付が。
今回行われるプログラムのようなものが書いてある。

歌詞もその場で配布されたりして、何となくだけど一緒に歌える感じになっている。

クワイヤの皆さん、ふつうのおばちゃんたちなのに、歌うまい!!

自然。

一人一人がいい表情で歌っているんだぁ、これが。

全パート揃って歌い上げる場面。

うわぁー


すごかった。


そんな感動が何度となく訪れ、演説は続いていく。
その度に、拍手が沸き起こる。
時には野次?のような歓声のようなものも飛ぶ。

そうかと思えば全員で膝をついて祈る場面も。

演説者が何を言っているのか全てが聞き取れるわけではないのでもどかしかった。


終盤になると、出席者全員で隣の人と手をつないで歌う場面があったり、
抱き合い、軽いキスを交わしながらコミュニケーションを計る場面が。

人はひとりだけど、

こういう場所に来ると、みんながみんなを大切に思えるのかなぁ


なんて思いました。


最後には全員が前の方に参列し、何か儀式を行っている。
訳もわからず列に並ぶと、参列者は順に何か液体を飲み、何か小さなおせんべいのようなものを食べている。

えぇっ
どうすればいいんだろ・・・


信仰者さんに言われた通りにやってみる。


案の定ちょっと違ったようであとで「こうやるんですよ」と説明された。
順序がちゃんとあるらしい。

あとで聞けば、"何か液体"はぶどう酒で、"何かのおせんべい"は神の聖体を食べる、という行為だったらしい。
知らないのに参列してしまったが、
きちんと作法を聞かないのにむやみやたらと参加するものではないなと思った。

大人しく見学、という姿勢を見せている方が良かったかも?


そして締めの歌。

詳しくは覚えていないのですが、すごく明るい曲だったー!
みんなで大合唱。
その場でもすぐ覚えられる曲だったので歌いました。

すごかったなぁー

パワーが。


なんか感極まってしまった。




すべては2時間強ぐらいの出来事。


終わった後は皆明るく挨拶をし、すがすがしい顔で外に出て行く。

気持ちよかった。


浄化ってこういうことを言うのかなぁ。


身体がすっきりとした感じ。



はぁ。



それにしても、お洒落なおばちゃん、おじちゃんがたくさん。
裕福な人たちなんですか?とM氏に聞くと、
教会は一番お洒落をして来る場所なんだよ、と教えてくれた。
パーティーよりも気合い入れてお洒落するんだって。

へぇ〜!



歌の余韻が体中に残ったまま、教会を後にした。
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次回につづく。

New Orleans滞在一日目。

ニューオリンズの中でも、フレンチクォーターという有名なエリアがありまして
滞在先はそこに程よい近さでした。

フレンチクォーターが"新宿"だったら、"中野"ぐらいの場所ですね、きっと。

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町並みはこんな感じ。
昼間は犬の散歩している人がいたり、わりとのどか。
でも夕方5時以降は歩き回らない方がいいとか。
車もほとんど路駐で、すてきな車は狙われてしまったりするそうでです。
まだまだ貧富の差があるのですかね。

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紫、緑、金。
町の至るところで見かけるこの国旗のようなもの。

「マルディグラ」と呼ばれるニューオリンズのカーニバルです。
ちょうどそのシーズン中だったようです。
なんでもすごい騒ぎになるお祭りだとか。。

このカラーはそれぞれ正義 (紫色) 信頼 (緑) 力 (金)の意味を持つそうで、
マルディグラの伝統的な色だそうな。


ひとまず、ひとやすみ。


もはや朝なんだか夜なんだかわからない頭の状態。
疲労は隠せないのだがテンションが上がりまくっちゃっててにっちもサッチモ・・・

サッチモ?

サッチモと言えば、ジャズトランペッター&ヴォーカルで知られるルイ・アームストロング。

そうか!

さすがルイ・アームストロング空港と名がつくニューオリンズ。

「にっちもさっちも」はこの国で言う事に意味がある!うん。(独りで感動★)

ちなみに、「サッチモ」てSuch a mouth! = なんて口だ!みたいなところから来てる意味なんですって。へぇぇ。Wikipediaさんありがとう。


ひとしきり休んだあとは、スーパーへ。
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JAZZビール、売ってた。

買っちゃった。




う・・・・



う・・・



薄い



地ビールなのかな?
さすがジャズという名前だけあってなのか、つかみどころのないお味。これは勝手な私の偏見。


夜は近くのジャズバーへ。
「clever」
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sax,gt,b,dsのカルテット。ジャズスタンダード。
saxさんが時折vocalもするのだが、、、70点ぐらいでしょうか。
あんまり日本と変わらないなぁという印象。

同行したM氏のお友達ミュージシャン・エリックが遊びに来るというのでお会いし、談笑。
エリックはピアニスト/キーボーディストなんですよ。
演奏してないときもかなりファンキーなお人柄。

ちなみに、このバーのトイレこんなんでした。
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↑これはニューオリンズの市章なんですって。フランス王家を象徴するシンボル。
これも町のあちこちで目にします。

このバーはそそくさと出まして、

お次は本日の目玉!のおやじ!

Snug Harbor(スナッグハーバー)へ。
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これまたM氏の友人のミュージシャンも何人か出演されていましたおかげで、安心して聴く事が出来ました。
変な音楽のお店だったらショックだしね〜。

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本日はMichael White and the Liberty Jazz Bandのライブ。
リーダーのMichael White (Clarinet)、Banjo、Piano、Trumpet、Trombone、Contrabass(Tuba)、Drums
の7人編成。

これは面白かったですねぇ。
これぞ、トラディショナル・ジャズ。
聴きたかったのはこれ。

管楽器3人の掛け合いも見事で、終始楽しく聴けた。

なんだろな、特筆すべきはやっぱりドラムかなぁ。

アクセントが全然違う位置にあるし、そのリズムとグルーヴのキープ力&対応力がとってもどしっとして。
ところどこあるキメのキメ方も、「キメだぜー!バシッ!」って感じじゃなくって、
グルーヴのポケットにスポッと入る、自然な感じ。
定番のセカンドラインも、色々なバージョンがあるんだなぁ。
これは生で聴けて嬉しかった!しかもいいドラマーさんだったし。

当たり前だけど皆さん正確で上手いし、何よりお客さんを楽しませようとハッスルしている演奏が伝わってきてとても素敵。

いいライブだったー。

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コントラバスのおじさま、途中でTuba吹き出した。
こっちではベーシストが楽器を持ち替えるのは普通、だそうな。
器用ですね〜!

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演奏後、Banjoのおじさまの記念写真。
この人は混血ではなく、純黒人さんですね。
黒いなぁー。クロマティみたい。


いい余韻を引きずりながらお店を出る。


バーやクラブ、音楽などのスポットが集うバーボンストリート。
通りは結構ガラ悪い(笑)
深夜の六本木の一本裏に入った通り、って感じで、人気のないところは見た目からしてヤヴァイ。
表に面してるストリートは、お店がたくさんだし、明るい。
でも酔っ払いとか変な人多かったなぁぁ。

入ってないけど窓越しに見かけた白ひげのおじいさんベーシスト。
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なんか貫禄有りまくりだなぁ。

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ストリートを走るポリスメン。
暗闇に青いライトがたまらなく綺麗。


歩いているといろんなところから演奏の音が聴こえて来て、ちょっと心奪われたけど
むやみやたらと入りまくるのも怖いので、ひとまず帰宅。1日目の夜は就寝。


まずは文化や町並みだけでもって観てたらかなり思考回路使ってた。


次回に続く。

いいかげん飛行機のお話は終わりにせね・・・がる。

セネガル?

・・・私、どこ行くんだっけ??

にゅーおりんず!!!

ジャッジャジャーーン♪


(前回より続く)

早朝4時40分のシャトルバスに乗り、一路アトランタ空港へ。
飛行機が順調に飛ぶ訳がない、という想いを植え付けられた私たち。
まずは空港でOn Lineであることを3度見ぐらい確認して時間をつぶす。

Airport内のあんまり有名でないハンバーガーショップにてBreakfastっぽいのを頼んだらえらくパサパサしたものが出て来た。
落雁食べてるみたいだった。ポテトはまぁまぁだったけど。

落雁 -RA・KU・GA・N-
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さてさて、前例を考えると申し訳ないくらい何もなく無事に飛行機へ。
ニューオリンズは南なのに、ひとまずミネアポリスに向かうため、北へ。
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飛行機かっちょいー!

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飛んでると日が昇って来た。

あっというまにミネアポリス空港着。

時間も限りなくON TMIE!

やったーヾ(=^▽^=)ノ


到着時刻は、、9:30。


ん?

でも、

待てよ,,,

次の飛行機10:05出発まで、あと、あと、30分。
ということは、搭乗締め切り時間ももう間もなく。


・・・ヤバイ!!!!!!


一刻を争う事態に気づいた私たち。
早く降りたい気持ちをよそに、飛行機は着陸してからなかなかドアが開かない。

えぇぇー!!!
今日も乗れなくなるのやだ!
急げ急げ急げーーーーーーーーー

ひとまず、乗り換えの場所がそんなに遠くなければ、なんだかイケそうな気がする!!
こんなとき、ZARDの「負けないで」や岡村孝子の「夢をあきらめないで」が何よりも自分の気持ちを後押ししてくれる!
J-POP、バンザイ!!!!

ドアが、開いたーー!


ダッシューーーーー!!!!!!
奪取ー!!!

とにかく走る友人S、荷物の多めな私は走るのも一苦労。

その差がどんどん離れて行く!

友人Sが井手らっきょだったら、私はなんだ、上島竜兵か。

がんばらねばっ、、、の、、乗れないっ、、ぐふーーーーっっっ

うぎゃーーーー


はぁ、はぁはぁ、、むはあぁぁぁーー



動くエスカレーターを3台ぐらい走り抜く。
この空港、でか過ぎる!
なめていた、、

だって、走ってる隣をお年寄り用のカートが走ってるもの。。。

うがーー

走るーーーはしるーーーおっれーーたーーちーー!!


間もなく走り続けると、友人Sが視界の奥で消えていった。。

(あぁ、あなただけでも、、先に、、行って、、、。
ほんとは日本でこうなる運命だったかもしれないものね、、余命がちょっと伸びただけ。。
私は大丈夫。泣かない!泣かないんだから・・・!)


もはや走れなくなり、血の味が口の中を占め始めたそのとき。


友人Sガアラワレタ!


サヤケットノコウゲキ!

えぇい!


「えぇぇーーーーい!!」



「ちょっとちょっと」、と友人S。


はい?


友人Sが優しい笑顔で立っている。

(あぁ、そうか、人は困難な壁を乗り越えたとき、すべてを受け入れるのだなぁ。
わかった!もう、何が起きても笑っていよう!!)




「・・・あと1時間あるから、時差。まだ9時だって。」

はい?

(時計を観る)

(地図を観る)


あぁぁぁぁぁx−ーーー!!!


そっかそっか!

アトランタとミネアポリスは1時間時差があるのだった!
同じアメリカ国内だからすっかり油断してた。


つまり、もう間に合わないと思っていた時間は、1時間前に戻るのだったー!

ばんざーーーーい!!!
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(ここからは、友人Sの手記をもとにお楽しみ下さい)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

走っても走っても走ってもつかない・・・ダッシュダッシュダッシュ走る!


口中に血の味を感じながらImformationを発見。
息を切らしながら白髪の上品なおばあさまに確認。



「はぁ、はぁ、はぁ、あの、この、はぁ、フライトに、はぁ、乗りたいんですが、はぁ、はぁ・・・。」



すると



「あら、まあ。落ち着いて、あと一時間あるわよ。時間を直し忘れたのね」

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─


・・・だそうです(笑)

ありがとう、確認して来てくれて。

きっと友人Sは1km、私は400mぐらいの距離を全力疾走したはず。
これが噂の、トランジットダイエット。
みなさまも、お試しアレ。


そんなこんなで、無駄に焦った気持ちをスタバでなだめる。
アメリカは全てがビッグサイズ。
スタバもShortとかありません。一番小さいやつが、Tall。笑
フルーツサラダが美味しかった!
フレッシュのフルーツだけごろっとカップに入ってる。
これで2ドルぐらいじゃないかなぁ。
日本でもやって欲しい。>スタバのえらい方たち


そしてそして、無事にミネアポリス出発。
CIMG0631-s


無事にニューオリンズのルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港に到着!
CIMG0635-s
早速ファンキーなイラストがお出迎え。期待させるぜ。

やっと来たねー!

脱力しまくった状態で荷物を取りにいく。
もはや、何の心配もない。
だって、ニューオリンズに着いたのだからーーー!!!!!

あははははは^^^


あはっ。。・・・は?


荷物が流れて来ない。


明らかに来ない。


待ってるひとたちはそそくさと自分の荷物を持ち上げ、散り散りに去ってゆく。


・・・ぽつん。


ジャパニーズがふたり。

ついに、ベルトコンベアも


止まった(笑)




えぇぇえええええええ

荷物が来てないとか、やめてー

お願いだから、私たちを、振り回さないデーーー!!!!


係の女性「どうしました?」

「荷物が、流れて来ないのです」

「Numberを見せてちょうだい」

係の女性、何やらどこかと電話で話してる。

「・・・」

「・・・・・ 」


「ありましたよ。こちらへどうぞ」



!!



関係者室の扉を開けると、二つのトランクがそこに。

どうやら早く着き過ぎて移動しておいてくれたらしい。


良かったぁぁぁ・・・・・。



空港に迎えに来てくれていた友人(以下、M氏と呼ばせていただきます)と合流し
車でニューオリンズの街へ。


いよいよだ!





「あ〜なたの〜 ゆ〜めを〜
   あ〜〜きら〜め〜〜〜 な〜いで〜〜」


岡村孝子の歌に乗せて今度こそ無事ニューオリンズ到着。




〜飛行機編〜   


                




次回につづく。

15:24 , 57  ピッ
15:24 , 58  ピッ
15:24 , 59  ピッ


(前回の日記より24風に御送りしております)


無事飛行機に乗り込み、出発時間を今か今かと待っていると,,,
機内アナウンス。

「お客様にお知らせ致します。ただいま貨物の方で何らかの水漏れが発見されました。
原因を調べていますので今しばらくお待ち下さい」

ふ〜ん、そっか、しょうがない。
ま、もう乗ったんだしゆっくり待つか〜♪


------30分経過。

ちょっと遅過ぎやしない?

また機内アナウンス。まだ現状は変わってないみたい。うーん、水漏れ手強し!


----------1時間経過。

結構遅れるもんなんねぇ。。
水漏れって私だったらどうしよ。笑


--------------1時間半経過。

「お客様にお知らせ致します。水漏れの確認が出来ました。
間もなく出発致します。お席にお戻り下さい。」

ようやくかぁ。
15:25発が、17:00近くに成田空港、出発。


この時はまだ、恐ろしい現実が待っているとは思いもしなかったのである。


飛行機はDELTA航空。
最近の飛行機はゲームや映画が発達してますな。
前列に座った友人Sが「アバター」を観始めたので、私も便乗してセレクト。

青い、お化け、、、。

最後まで観たらかなり気分が悪くなってしまった。恐るべし、高フィートのアバター。

飛行機に乗る事12時間近く、、。

アトランタに到着!

やったぁ!!!
090831バンザイ_2


いやいや、うかうかしていられない。

次の飛行機に乗る為のトランジットがあるのです。

ってか、次の飛行機、アトランタ出発時間まであと数十分。
これ、絶対間に合わなくない??

そんな疑問をヨソに入国審査やら荷物の受け取りやらなんやらやっていたら、、出発時間になってしまった。

まぁ、飛行機の方のトラブルだし、なんとか説明すればー。

飛行機が遅れたことをInformationに話すと。。

「今日はこのあとの便はすべてSold Outです」

えぇぇぇぇ!

んなアホな。2月は空いてるんじゃないの?

なんと、翌朝の7:30のアトランタ発になるとか。
しかも、Minneapolis(ミネアポリス)経由のNew Orleans行きだとか。
もしくは、イギリス経由でのNew Orleans行きもある、とか。

ぬえぇーーーーーーー!


ヌエ (妖怪)
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じゃなくって、、


イギリスて!!笑


・・・・。


でも、イギリスも行ってみたいなぁ。ちょっと観光気分で、、


おいおい、や、違う!!私、どこ行くんだっけ???
にゅーおりんず!!!


で、気になるMinneapolis(ミニスカポリス。嘘。ミネアポリス)・・・・どこ?

Minneapolisて、調べたらミネソタ州。
mineaichi


ちなみにNew Orleansは、ここ。
neworleans_map


アメリカのまさに北部と南部。こんな遠回りするのね。

人生も、、こんな風に一度北に行ってから南下したりしてるのかしら。
3歩進んで2歩下がる?
10歩下がって12歩進む、みたいやね。うん〜深い深い。


でも、地図で見たらアトランタ→ニューオリンズって距離的には東京→大阪、みたいな感じ?

頑張ればTrainで行けるんじゃない?

ってなことで「電車では行けませんか?」

「電車のTicketもSold Outです」


なぬぇーーーーーー!


あかんやん、、

途方に暮れていたジャパニーズ我々。
ニューオリンズにいる、今回お世話になる友人に事情を説明してもらうと。。

なんと!

アトランタでStayするHotelを用意して頂けました。
そのうえ、Airport内で飲食出来る券($6前後)も一緒に。


あぁ、良かった、、、。

ひとまず空港で野宿、はまぬがれた

ありがとう、現地の友人M氏。


結局,Minneapolis経由の方に決めて無事、Ticketをゲット。

今回は飛行機のトラブルだったために、追加費用もかからずにTicketを頂けたのですが、
天候や自己のトラブルだった場合は費用がかかるそうです。
何があっても「Sorry,」とは言わない米国。
「アトランタに来るまでに2つもトラブルがあったんですよ!」って話したら
係の黒人おばちゃん、結構笑ってたもんなぁー。笑

楽天的。


ようやく平穏が訪れ、生まれたての子鹿のごとく一歩一歩アトランタの地を踏みしめる我々。


アトランタのAirport内のフードコートみたいなところ。
CIMG0597-s

おっ グランドピアノが あるでは ないか〜

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こんな素敵な淑女さんが弾いてました。
曲は「My Funny Valentine」

飛行機を乗り継げなかった今となっては、バラードが染みやがるぜこんちくしょうばーろー!

でも涙は出ない。

この日はそういうわけで、アトランタの空港に程よく近いホテルで就寝。
綺麗なホテルでした。

友人Sとこれまでの軌跡と奇跡を振り返りつつ、
どうせなら街内を観てみたかったね〜とか言ってたけど、そんな時間も余力も無いのでした。

ホテルのロビーにあったピアノも
CIMG0601-s

"ラ"が欠けてるし。

明日、早い飛行機だから早起きせねば。

起きれるかなぁ。

あ、「ら」が欠けてしまった。

起きられる、かなぁ。


なんやかんやで怒濤の旅が始まった予感がずっと取れないまま眠りについたのでした。。

ニューオリンズの話がまだ始まってないですが次回に続く。

思い起こせばそれは2年前。
New Yorkに一人旅してからというものの、
海外はソレ以来でとっても楽しみにしてました。

今回の場所はNew Orleans!
アメリカの中でも特にジャズ・ファンクミュージックのルーツというイメージがある場所です。

ドラムのスネアをロールさせながら演奏する「セカンドライン」というリズムが代表的。

葬儀では故人を送り出すときにブラスバンドがこのリズムを演奏するそうな。
静かなドヨ〜ンとした曲から、最後は「Saints (聖者の行進)」などが演奏されるようです。
明るく天国へ送り出すパレードがあるというから日本とはまるで真逆。


ふむふむ。


実際、音楽でもNew Orleansの魅力を掘り下げて知りたいなぁと思っていたので願ったり叶ったり。


そんな期待を胸に、今回の旅決行と相成ったのでした!



さてさて、なんやかんやしていると出発当日になってしまうものです。


幸いお昼の飛行機(成田15:25発)だったのでゆっくり行けばいいや〜なんて思っていたら・・・




・・・・はっ



二度寝。



急いで空港へ向かわねば!

マジで飛行する5秒前!


今回同行する友人Sを待たせに待たせた挙げ句、搭乗締め切り15分前に到着。
(※よい子のみんなはマネしてはいけません)

ごめんなさい。


まぁ、ひとまず、荷物をCheck in。

友人Sの荷物は無事にCheck inされて流れてゆきました。


お次は私。


荷物を渡し、パスポートとチケットのデータを見せる。


ふぅ。


・・・あれ?


なんか、係の人の顔が曇ってゆく。。



「岸さまの渡航証明が登録されておりませんが・・・」


えぇ!?


特攻少年?


いや、ちがう。


「電子渡航認証システム(ESTA)」


と、いうものでした


すっかり、やった気でいたら。。登録されてない。。


「あちらにインターネットのコーナーがありますので、急いで申請手続きをしてください」


ええぇ!は、、、は、はいっ!


「電子渡航認証システム(ESTA)」という名前だけに、インターネットですぐに申請出来てしまうわけですね。
へぇ〜、便利〜!

これでひと安心


・・・と、思ったら



「お客様の申請を受け付けました。ただいま申請保留中です。」


・・・。


はぃ??保留・・・?


近くの素敵な受付ウーマンに聞いてみると、、

「・・・お客様の情報で渡航が許可されるかどうか、審査をしているということです。
7日以内に結果が出ると思いますが・・・」



えぇぇぇぇぇぇ!!


7日ですか!

旅行終わっちゃう上に日本の日常が始まっちゃってるので申請出ても意味ないんですけど!


そんな申請、なんとか、しんせい!というオヤジギャグも去ることながら

「そこをなんとか、なりませんか。。」


「渡航許可が出ないと飛行機に乗せてはいけないことになっているんです。。
もし乗せてしまうと罰せられてしまいます。。申し訳有りません。」


えぇぇ、、そんな・・・


意気消沈。
成田撃沈。
自己嫌悪に戦意喪失に失望落胆。
上上下下左右左右BA 。えぇい、裏ワザでも何でも出てーーー!


ニューオリンズに...行きたいよう・・・



ぐふっ




・・・・



・・・




返事がない、ただのしかばねのようだ。




それから3年後。



時を経て私は小さなブティックを経営するオーナーになっていた。



「いらっしゃいませ、お客様」


お客様、おきゃく様、おきゃくさま、、、おきゃ、、く、、、さま。。。。。






・・・・はっ


気がつけば受付ウーマン。


はぅ、ここは成田!



「お客様の申請番号が出ました!乗れますよ!急いで下さい!」



えぇぇぇぇx!!


乗れるの?!



どこ行くんだっけ!!



えと、えと、、、ニューオリンズ!



ダッシューーー!!!!!!!!!



間に合った!!!


すごい、、ここまでの所要時間、ざっと15分弱。


そしてこの日記に至るわけです。


 ふぅ、、


ほんとに焦りました。

手前みそではありますが、「一分一秒」というオリジナル曲が見事に脳内リピートされてました。。



飛行機に乗っちゃえばもうこっちのもの。

あぁー、ゆっくりしよ。


成田を出発する時刻まで、あと10分。


15:15 , 41  ピッ
15:15 , 42  ピッ
15:15 , 43  ピッ



24(トゥエンティーフォー)か!



次回につづく。

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